ひそやかに恋の泡たつ酵母菌
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そうきちさん_■に誘われて、ウエダ家のCOBO_■のワークショップに行ったのは、確か七月の中頃だったっけか。
それ以来、ベランダで育てているトマトの苗に、早く花咲け早く実よなれと語りかけているものの、いっこうにその兆候がなく、緑の葉を茂らせるだけ。
そうこうしているうちに、実家から家庭菜園の夏野菜が送られてきて、よしよし無農薬のトマトが手に入ったわいとようやく酵母を育てる準備が整ったのでした。(低農薬、無農薬の方が酵母は育ちやすいってことだからね)
煮沸消毒したガラス瓶にカットしたトマトを入れて、水を満タンに注ぐだけ。瓶のふたはしっかりと。冷蔵庫に3日〜7日入れた後、常温にもどすこと2日〜5日。プチプチシュワシュワと泡がたってくれば酵母が元気に働いている状態。
プクプクプクとかすかな音をたてて、ひそやかに酵母菌は育っていきます。酸味からうまみ、あまみに変化して、乳酸、炭酸ガス、アルコール、アミノ酸などのヒトに有益な菌が生まれるってのは、ヒト知れずコロボックル達が働いているようで、あんたらがんばってるのねーと瓶に向かって話しかけるヘンなヒトになってます。

そんなこんなで、四の五の言わずできあがったトマト酵母を味わってみます。
うーん、はっきり言って美味とは言えません。
が、どこか遠い昔に味わった記憶の味。
けれども記憶の糸をたぐってもこんがらがるだけなので、とりあえずトマト酵母入り冷製スープを作ってみるのですが
.......
うーん、やっぱり不思議な味に出来上がりました。
同居人に食べさせたところ、ドレッシングみたいなスープと形容してました。
うんうん、確かに。酸っぱい。
チキンブイヨンを入れたらもっと美味しいかもねっていう、なんとも締まらない結論。まだ、うまみ、あまみに変化する前だったのかしら。

ってことで、しばらくは酵母菌とおつきあい、親交を深めていきたいところ。
果たしてウエダ家のように、わたしは酵母にハマルのか?

酵母ごはん―暮らしにしみ入るおいしさ

ウエダ家 / 学陽書房


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by calligraphy_m | 2009-08-06 19:34 | 墨(象)
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