パンク修理の練習はサイクリング・ブルースを聴きながら
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先日、毎日新聞に載っていた宝塚市にお住まいの仮家由子さんという方の句。



ある秋晴れの自転車日和の日に、多摩サイ〜尾根幹へひとっ走り。
同居人は、足に覚えのある関東近辺のサイクリストなら誰でも引き寄せられる聖地ヤビツ峠に、早朝からヒューッと出ていったので、ではではと、わたしはひとり尾根幹へGO!
尾根幹というところは、多摩サイ近辺を走ってらっしゃる方ならおわかりでしょうが、適度な上り坂あり、適度な下り坂あり、わたしの足でもなかなか楽しめる道と距離でして。
そんな尾根幹を、1時間ほど足をくるくる回していれば、はぁはぁぜぃぜぃ、自分の息で耳が満たされて、車の行き交う音や蝉の声や鳥啼く声も聞こえずに、わたしだけの静かさがやってくるのです。そんな静かさの中で、足を回すことに集中し、頭の中のもやもやとしたものもスッコーンと抜ける脳内活性。まさに自分の足と心拍と筋肉との対話になり。

いやいや、ぐだぐだと書いていますが、
要するに、サイクリングってのは本当に気持ちいいってことです。
清志郎さんも歌ってらっしゃるように
♪風の中に 高鳴る胸に 大いなるサイクリング・ブルース♪。
楽しそうに走ってる映像にちょっと涙。



と、ここまでは自転車がなんて気持ちいいかってことを書いてみましたが
尾根幹の復路にて、なんてことでしょう。パンクです。
自転車で大変なことといえば、坂を上ることと、向かい風の中を走ることと、そしてパンク。
単独行の時にパンクしたのは初めてでしたので、ここはひとつ、がんばってみましょうと前向きに挑んでみたものの、蚊に刺されながら格闘すること1時間強かかり(かかりすぎだろ)。
もっとパンク修理の技術を極めておくべきだったと、秋空の下、しばらく佇んで、後悔したのですが、ここで浮かんだのが、かの一句「佇めばたちまち生まれ秋の風」。自転車に乗ったときの向かってくる風もいいものですが、慣れないパンク修理を終えて(ひとりでできたーっていう、ちょっとした満足感もあり)生まれたての秋風を感じることができたのも、また自転車の楽しみかな。

そんなこんなで、今日は雨降って自転車で出かけられずに、パンク修理の練習中。
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by calligraphy_m | 2010-10-09 15:18 | 墨(和)
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