短日になにはともあれ一と書く
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先日、縁あって、鹿児島の中学生の授業に協力しました。
協力といっても、このブログに載せている画像の使用許可と制作意図をメールでお知らせしただけなんですが。(使用許可といっても、参考作品として授業中に生徒さんたちにお見せするだけのことだし、制作意図といっても、筆を自由に動かせて書いたものがほとんどなので、改めて制作意図と言われましても...もごもごもご...といった感じでした。)
授業内容は、生徒さんたちの生活体験を基に、そのときの気持ちを墨という素材を使って抽象表現するといったものだそうです。どんな授業になるのやら、私の作品が参考になったのやらと、東京の乾燥した空の下、楽しみと心配が心の中でごろごろしていましたら、授業終了の報告と一緒に送られてきた生徒さん達の作品画像。
面白い、大胆、自由、闊達という言葉が頭に浮かんできて、作品を楽しみました。
生徒さん達が墨という素材を楽しんでもらえたこと、それがなにより嬉しいことでした。


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銀座ミキモトで新年に飾られていた書。
書の奥深さと面白さがひしひしと感じられるこの頃。
さてさて、今年はどんな線や滲みと出会えるのやら。
「一」と書いて、新年の気持ちを託しましょう。
って、言いながら、1月ももう半分以上過ぎてしまったのね。
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by calligraphy_m | 2011-01-20 14:35 | 墨(和) | Comments(2)
Commented by mohariza6 at 2011-01-22 18:45
筆と墨は、単なる表現方法の手段だけでしか無いのですよね・・・。

生徒さん達の作品に付いた朱肉の印が、書画らしく思え、らしくなっていると思いました。

今回の作品、林の中の一本の木のバックに月(ともう一つの月)が背景として描かれ、
小舟が5艘ほど、湖面に浮かんだ小宇宙を描いたもの、と思いました。

宇宙空間の星々の中で、地球(?)と云う小宇宙が、
虚空に漂っています。
Commented by calligraphy_m at 2011-01-25 16:22
>mohariza6さん
今年は、書ならではの表現方法にこだわってみたいと思った新年の始まりです。いやはや、どうなることか。
またまた、ずいぶん深淵なものをイメージしてくれてありがとうございます。
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