街深きたゆたふように底にをり深海魚ごとく道迷う我
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初めて降り立った駅、交番で道を聞き、バスを待つ間のあてどない時間。
さっき聞いた話を自分なりにどう解釈すればいいのか、かみ砕いてる時間。
鬱々とした気持ちとさっぱりした気持ちが入り交じって
梅雨の晴れ間を街の底から見上げれば、明るい気持ちが徐々に射し込んでくる
自由時間。

時間が余ってしまったので、たまたまふらっと入った映画は、厳しい現実を照らし出すもので、おばあさんの思慮深い目と少年の哀しみに満ちた大きな瞳が、印象に残りました。
世界にはなんと沢山の哀しみが石ころのようにころがっていることか...と石ころを蹴りながらの帰り道、クチナシの花が甘い香りを放っていたことに救われました。

今でも、少年の瞳がふっと横切ります。
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by calligraphy_m | 2011-06-21 23:20 | 墨(象)
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呼吸するように書く
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