晩夏光透けるとろける青柿落ちる
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うっかりと風呂浸けになってしまった風呂本。
ああ、これで、BOOK OFFに持っていけなくなったなーと残念に思いながら(風呂本としてしまったところで、もうNGだろうっていう突っ込みあり)セピア色の模様の浮かぶページが美しく見えるのは、季節の変わり目でもあるからでしょう。

湿ったページをめくります。
心なしか登場人物もカゲロウのように、ゆらりゆらりとしています。
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by calligraphy_m | 2011-08-19 16:54 | 墨(象) | Comments(4)
Commented by mohariza6 at 2011-08-20 23:23
梶井基次郎の「檸檬」、作者の顔に似合わず繊細な小説だった、記憶があります。
私も、<風呂浸けになってしまった風呂本>いっぱい(4~5冊ではききません・・・)持っています。
風呂で読んでいる最中、寝てしまい、本が<沈没>し、後で紙を搾って、水を取って、後で乾かしても、翌日以降、2倍近く膨らんだ本があります。
面白い本なので、大事にとっていて、まだ、未完読もあり、膨れた本の保存が大変です・・・。

<書画>、南米のギアナ高地の夜景のように感じました・・・。
Commented by soukichi at 2011-08-22 22:31 x
おお! こないだまで娘が読んでいた檸檬!
先日も一緒に乗った電車の中でまーだ読んでいたので、思わず私が昔読んだ印象など述べてしまいました。
梶井基次郎の小説って短くてなんてことないのにとても鮮烈な印象を残す、不思議な作家にして天才ですね。

すみません、週末からバタバタしていて連絡しそびれておりましたが、明日にでもご連絡いたします。
Commented by calligraphy_m at 2011-08-25 10:55
>mohariza6さん
はははは。確かに顔に似合わずです。
私も沈没本の膨れた本が多数。
どちらかというと、どうでもいい本が風呂本の運命となることが多いので、捨ててしまえばいいんですけど、本を捨てるということができない貧乏性です。
ふむふむ、ギアナ高地...?湿気が多くて、暑くてじっとりとした所というイメージなのですが、今いる私の仕事部屋(節電中なり)と変わらないんでは...と思ってしまう状態です。
嗚呼、高原の涼しい風に吹かれたい。
そんなことを思っていたら、山ガールになりたい病がふつふつとわきあがり。(ガール?という外野の声は無視をして。)
Commented by calligraphy_m at 2011-08-25 11:01
>そうきちさん
リサ・ラーソン(そういえば娘さんと同じ名前ですね)のパンダが欲しいがために、昔読んだ記憶の本をもう一度買い求めてしまったというわけです。この後は太宰が待っております。
ええと、足の親指だけを他の指から離すのはどうやってやるの?(バレエの足を鍛えるには必要なので...)という他人から見ればどうでもいいような悩みを、つらつらと書き留めていながらも、今の世と変わらない、心の内面を凝視する文章が、時代を超えて読まれる所以なのでしょう。
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