苔湿るそっと手を乗せ秋の旋律踊る奏でる
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たまに孤独というふんわりとした衣をまとう日があるのは、おそらく秋も深まったからでしょう。
それではどっぷり孤独の海に浸かってみましょうと、日曜の朝、けだるさの残る街を急ぎ足、天才の苦悩と孤独におつきあいしてきました。
愛し愛された人や弟にしたいとまで言わせた人がいて、安らぎの場があったにもかかわらず、結局は音楽の中でしか安住を見いだせなかった彼の孤独は、まさしく天才ゆえの孤独の王道。天才の苦悩は凡人にはわからずとも、それでも孤独の一端に少しは寄り添えたような気がしました。
帰ってから彼のバッハを聴いてみると、すこしだけ近しく親しい音でした。
そしていつも以上に限りなく優しい。
鍵盤を叩く、あの美しい指の動きだけでも観るに値する映画でした。
「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」_■

遠くから「いしやーきいもーーー」の声。この秋初お出まし。
芸術の秋と思いきや、その声を聞いた途端に食欲の秋に変身し、チョコパイを台所にごそごそと探しにゆく。
孤独の海に浸かった後は、甘いものに甘えてみるのです。
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by calligraphy_m | 2011-11-07 10:41 | 墨(象) | Comments(7)
Commented by soukichi at 2011-11-09 11:41 x
銀座で友人と『グレン・グールド27歳の記憶』を見たのは、いったいいつのことだったけかなぁ・・・
やっぱりちょうど今みたいな初冬の頃でした。
いい映画なのに映画館はガラガラで・・・

これ、私も見に行こう。
久しぶりにそのときの友人誘って。
Commented by calligraphy_m at 2011-11-10 15:22
>そうきちさん
あれからヘビーローテして聴いてます。
グレン・グールドは、今日のようなどんよりひんやりの秋の日に似合いますね。
私は動くグレン・グールドを観たのは初めてでした。
すっきりした顔立ちと陰のある表情にうっとり。しかし、晩年の風采は...。
50年の生涯をたった2時間弱で追うのは、ご本人にとっては残酷なんでは?と勝手な想像も。
でも、演奏してる姿はファンにとってはありがたいです。
Commented by mohariza6 at 2011-11-13 14:18
芸術家は、<音楽(等、幻術活動)の中でしか安住を見いだせな>いものかもしれません。

書画は、バッハの音楽をイメージしたものですか?

墨の線の間に色を付けると、クレーの抽象画になりそうです・・・。
Commented by calligraphy_m at 2011-11-16 14:46
>mohariza6
線が整理されてなくてうるさいですね。
ちょっと饒舌すぎたかも。
もうちょっとシンプルにいきたかったのですが
いきあたりばったりで、紙と対峙したゆえ、こんな風になっちゃいました。
Commented by calligraphy_m at 2011-11-16 15:43
>mohariza6さん
↑さんをつけるの忘れました!すみませんーん。汗汗。
Commented by mohariza6 at 2011-11-16 21:38
どこかのネットで、音楽を元に、色付きの絵を描くサイトがあったと思います。

<線が整理されてなくてうるさい>?
いやいや、とても面白い造形と思います。

本当に、隙間に色付けすると、クレーのどこかにあった絵(抽象画)になると思いますよ・・・。
Commented by calligraphy_m at 2011-11-18 17:19
>mohariza6さん
音楽を元に、色付きの絵を描くサイトがあったと思います。>>>
ふむふむ、楽しそうですね。
今度はもうちょっとすっきりしたものを書いてみようと思います。
色も付けてみようかな。
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