苔湿るそっと手を乗せ秋の旋律踊る奏でる
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たまに孤独というふんわりとした衣をまとう日があるのは、おそらく秋も深まったからでしょう。
それではどっぷり孤独の海に浸かってみましょうと、日曜の朝、けだるさの残る街を急ぎ足、天才の苦悩と孤独におつきあいしてきました。
愛し愛された人や弟にしたいとまで言わせた人がいて、安らぎの場があったにもかかわらず、結局は音楽の中でしか安住を見いだせなかった彼の孤独は、まさしく天才ゆえの孤独の王道。天才の苦悩は凡人にはわからずとも、それでも孤独の一端に少しは寄り添えたような気がしました。
帰ってから彼のバッハを聴いてみると、すこしだけ近しく親しい音でした。
そしていつも以上に限りなく優しい。
鍵盤を叩く、あの美しい指の動きだけでも観るに値する映画でした。
「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」_■

遠くから「いしやーきいもーーー」の声。この秋初お出まし。
芸術の秋と思いきや、その声を聞いた途端に食欲の秋に変身し、チョコパイを台所にごそごそと探しにゆく。
孤独の海に浸かった後は、甘いものに甘えてみるのです。
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by calligraphy_m | 2011-11-07 10:41 | 墨(象)
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