白い花、赤い花
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クチナシの花が川沿いの道に咲く。
大きく息を吸い込むと
鼻の奥に入り込んでくる甘い香り。
何度も何度も吸い込んで、この香りを記憶する。

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しばらく歩くと赤い花が散る道。
かすかに抱いた明け方の夢とともに散ったのか。
しょぼんしょぼんの目に、この赤は鮮やかすぎて
目に突き刺さってくるようです。






恵比寿へマイケル・ケンナ展を見にいく。
白と黒、もしくは白とグレーの柔らかな水平線が気になる。
これを墨で表現するとどうなるのかなと思う。
厳かな空気が漂う。心が潤う。

恵比寿の駅では、「雫」のクドカンと目が合う。
そんなわけで、近所のスーパーのビール売り場で迷わずに「雫」をカゴに入れる。
サッポロビールさんの思惑にびったりとはまってしまったわけですね。
クドカンといえば、「我が輩は主婦である」が最近のお昼休みの友となってます。

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by calligraphy_m | 2006-06-24 00:26 | 墨(和) | Comments(10)
Commented by rin at 2006-06-25 16:32 x
こんにちは。
「雫」 という名のビールがあること... 今日知りました。
なかなかな名前♪ と思いつつ、
もうちょこっと雫らしいデザイン(缶)だったらな...
なんて思ってしまいました。(笑

雫らしい、雫という字。


そういえば、今日はご報告を...
以前教えていただいた本、「美人の日本語」。
買いに本屋さんへ。
「美人のいろは」の言葉達が気になってしまい...
ついつい、コチラを買って帰ってきてしまいました。。。
Commented by yu_tekuteku at 2006-06-25 17:46
マイケルケンナ展、私も見に行きましたよ。
うまく言えないけど、callygraphy_mさんの世界に続いているの分かるような気がするなー。
楽しみ、楽しみ。
私も、白い花と赤い花の中を歩いてる気分になりました!

Commented by calligraphy_m at 2006-06-25 23:25
>rinさん
確かに「雫」にしては固いロゴですね。
いや、でも梅雨の晴れ間のむぅっとする夜にゴクゴクしましたよ。
プハーっと爽快気分に。
「美人のいろは」はまたしても気恥ずかしい題名ですが、内容は良さそうですね。
本屋さんで今度パラパラしてみよう。
Commented by calligraphy_m at 2006-06-25 23:43
>ロココさん
マイケル・ケンナ展、日本の原風景にひたひたと浸りました。
イギリス人によって改めて日本の良さがわかって、会場でしみじみしました。
茶室にいるような(?)俳句に通じるような(?)...
わびさび感が漂ってました。肥やしになればいいんだけどな。
拙いわたしの写真では、なかなか白と赤が表現しきれなくてねぇ。
Commented by nyankoya at 2006-06-28 11:00
「雫」さっそく呑んじゃいましたよ。
あのクドカンさんが本当においしそうにビールを飲むもので、つい…。

つるりとすべる雫の文字、ですね。

calligraphyさんの文字を見ると、
杉本博司の写真を思い出すのです。
Commented by calligraphy_m at 2006-06-29 00:03
>にゃんこやさんも
サッポロビールさんの思惑にはまってしまったクチですね。
つるりとすべってばかりのわたしですが
なんだか巨匠の方の名前が出てきて...
いつもありがとう。ありがとう。
Commented by tirudai at 2006-07-01 10:46
再びです。書き忘れまして・・・
このマイケルケンナ展、はての浜の写真もあるそうです。
ぜひ見てみたいのですが・・・東京は遠いですー。
Commented by calligraphy_m at 2006-07-01 17:23
>チルダイさん、ご存じかもしれませんが
マイケルケンナの作品はここで見られます。
http://www.michaelkenna.net/html/japan02/l39.html
http://www.michaelkenna.net/html/japan02/l38.html
神秘的な気分に浸ってます。
Commented by tirudai at 2006-07-02 00:47
calligraphy-mさん、おしえて下さってありがとうゴザイマス!
見てきました。同じ場所とは思えない写真で、その表現力というか
感性にため息が出ました。
しばし写真に見入ってしまいました。
夫ははての浜のことを「この世とは思えない別世界な感じ」と
言っていましたが、そのニュアンスはモノクロームの写真のほうに
感じますね。果て・・・という感じが。
記事に追記させていただきました!
Commented by calligraphy_m at 2006-07-02 22:17
>チルダイさん
「この世の果て」というのがぴったりくる写真ですよね。
その時の気分によって
とっても厳しく寂しい場所に思えたり
とっても温かな寄り添いたい場所に思えたり
見るたびにいろいろな気分にさせてもらえる作品です。
うーん、なんだかね、自分の気持ちが泡立つような、奮い立つような
元気をもらえたりもする作品だな。
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