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書をつま弾く、そして歌う。

呼吸するように書く


by calligraphy_m

春の交差点

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ペンキで塗りつぶしたような、べったりな空を突き抜けるようにして
竹が真っ直ぐ伸びていた。
しばらく歩くと、桃の花が空いっぱいに飾られていた。
次の角を曲がったら、ミモザの黄色がふわーっと目に迫ってくる。
どれもこれも、青空を背景にしてなんて鮮やかなんでしょう。

緑、黄、赤と並べてみる。春の信号。
(カメラマンの腕がいまいちなので、左の緑と真ん中の黄がわかりずらいのが残念...)
時があまりにも早く過ぎてしまうから
春の交差点でおろおろ、たじたじ、途方にくれている。

神社ネコはすやすやとおかまいなしに眠ってる。

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Commented by kazuyoo60 at 2007-02-17 11:10 x
この作品は竹のイメージですか。ミモザは春の花、咲き出しているんですね~。それに紅梅でしょう。角を曲がられたら、そこは春でしたか。
神社猫?ここの番をしてるのでしょうか。気持ちよさそうです。
Commented by K◎ at 2007-02-17 12:08 x
春への期待と不安が交互にやってくる
それでも 春は やってくる …  そんな風に思いました

猫さんにとっては やっぱり 春の方がいいよねぇ!(笑)
Commented by fastfoward.koga at 2007-02-17 18:19
気温も空も、自然も、春ですね。
この調子じゃ、桜も早く咲きそうですねぇ。
うーん、もう少し冬を楽しみたいなぁ。
Commented by 華文字 at 2007-02-17 20:22 x
毎回、ワクワクしながら楽しみにあなたの「書」を観させていただいております。
ミニマリズム的書に惹かれます。
いいですね~すごくいいですね~
モノトーンのシンプルな、余白とのバランスの美しさに、
ため息をついております。

実際の書を見てみたいものです。
いつも素敵な書を有難うございます。
Commented by calligraphy_m at 2007-02-17 22:17
>和代さん
あらまぁ、桃の木だと思ったら、これって紅梅でしたか...。
はは、相変わらずの早とちり、ご指摘ありがとうございます。(汗、汗)
いつも通らない道の角を曲がったら、いきなり黄色の大きな塊が目に飛び込んできたもんだから、本当にびっくりしました。しばらく、この前を通るのが日課になりそうです。

神社でご飯をもらってるこのネコは、カメラを向けると逃げていくんですが、車の上に乗って人間の目線より高い所にいると、まったりとカメラに収まってくれるのです。かわいい奴なんですよぅ。

この書は竹限定というより、春の息吹を感じて書いたものです。
って、書いた後からイメージしてますが、なんとなく面白く墨がポンポンと落ちていったので、ただただ面白いと思ってアップしたものです。ハイ。
Commented by calligraphy_m at 2007-02-17 22:22
>K◎さん
なんだかもやもやとした気分を抱えてる春です。
過ぎ去ってゆく日の記憶があいまいで
何かを残していこうという前向きな気持ちも希薄なまんま
背負っているのは焦りだけ...。

というわけで、もやもやを振り払うために、自転車で走ってきました。
多摩川を下って下って、往復60キロ。
ちょっと寒かったけど、爽快な気分になれました。そして疲れました。ふー。

ストリートのねこさんたちにも、幸せな春がやって来るといいですねぇ....。
Commented by calligraphy_m at 2007-02-17 22:26
>コガさん
今年は、なにもかも早そうです。
春、春、春〜♪と浮かれ気分になれないで、なんとももやもやとしています。
やっぱり冬気分が薄かったから?
極寒の冬があってこそ、生き物の喜びを感じる春が引き立つのですよねぇ。
なんともなんとも、あいまいなまま過ぎていくのが残念ですねぇ。
Commented by calligraphy_m at 2007-02-17 22:30
>華文字さん、いらっしゃいませ。
こちらこそ、ありがとうございます。
お尻のあたりがモゾモゾしつつも嬉しいです。
実物は...気にくわないところをカットして
見栄え良くフォトショップで加工しているのです。
こんなんで「書」と言えるのかーーといつも思っているのですが...
まぁ「書道」と歌ってないからいいかぁと。
「道」がつくのとつかないのとでは、わたしにとって大きな違いがあるのです。(言い訳してます。へへ。)
これからも奇譚のない感想を聞かせてもらえれば、とっても嬉しいです。
よろしくお願いします。
Commented by toraian at 2007-02-18 09:15 x
まだ続く、まだ続く、・・・・・。
永遠の生命力を感じる書に脱帽。
Commented by calligraphy_m at 2007-02-19 00:38
>冬雷さん
いつもありがとうございます。
墨をたっぷりつけて、紙にぽたぽたと落ちるのを見ると
しん...と心が落ち着いてきます。
これができた時も、なぜかいつまでもぽたぽたと落ちるのが続いたので
一瞬、墨の精がふわっとあらわれたような(はは、なんてメルヘンな!)嬉しい気持ちでみつめていました。
Commented by fastfoward.koga at 2007-02-19 21:08
おっしゃるとおり、それぞれの季節が際立っているから、次にやってくる季節もキラキラするのですね。
あー、いいお言葉をいただきました。
ごっつあんです!
Commented by calligraphy_m at 2007-02-19 23:05
>コガさん
どういたしまして!
やっぱり季節を感じることができるってことは、幸せなことだなぁと思うのです。
メリハリあってこそ。
いつまでのんびりとこの暖冬を許していられるのか...。
暖かさに馴れて鈍感になっていくのが心配です。
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by calligraphy_m | 2007-02-17 00:27 | 墨(象) | Comments(12)