キオクノイロ
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灰汁が払われた透明な緑。
今年もこの緑に会えた。



「かあちゃんの蕗の煮物は旨いよなぁ」と暗に催促する父。
「蕗を煮るのはいいんだけど、スジむくのが面倒なのよね。」とぼやく母。
記憶の片隅に潜り込んでいた光景が、ふわふわと浮かんでくる。
甘くて重い傘に隠れて過ごした幼い日を思い出して
透明な緑の中で溺れそうになる。

そう、この春もノスタルジックな記憶の色を探りながら
蕗のスジをいっぱいいっぱいむきましょう。
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by calligraphy_m | 2007-03-08 15:51 | 墨(象)
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