書の至宝展からニューヨーク・バーク・コレクション展まで
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◎書の至宝展
雨降りだし、午前中早くに行ったし、少し空いてるかと思ったらどっぷり混んでました。
熱気がありました。
中国の古代の書や王義之から空海、良寛さんまでの相当数の書を系統立てて展示。
豪放だったり、穏やかだったり、優雅だったり、緻密だったり、艶やかだったり。
筆の息づかいが聞こえてくるような作品と対峙していると
こちらの息も止まったり、大きく呼吸をしてみたり、気力を使い果たすような展示でした。

驚いたのが聖徳太子の肉筆の書があったこと。(聖徳太子かどうかは異論もあり、でも日本最古の肉筆だそうな)
今でも使ってる馴染みの文字で(間違って消した跡がオチャメ)びっしりとお経が書いてあり、わたしのお馬鹿なイメージとしては、印度の文字のようなくねくねとした文字を書いてたような気がしたもので(あきれるほどの勘違い。)ずいぶん距離が縮まって、身近な人に感じられました。

じっくり見ると3時間強はかかるので、これから行こうという方は
足腰を鍛えて、疲れない靴を履いていくことをお勧めします。

そうそう、国立博物館の常設ってどんなだろうと思って少しだけ覗きましたら、写楽に会えました。嬉しい出会いでした。

◎ニューヨーク・バーク・コレクション展
縄文時代の古墳、鎌倉の仏像から江戸の絵画、陶磁器など、こちらも中身が濃い。
ニューヨークのメアリー・バーク婦人の収集だそうですが
なぜにここまで集めることができたのか...その裏話を聞きたいところです。
(白い釉薬のかかった美しい徳利がありましたが、前の持ち主は白洲正子でした。なぜ手放したんだろ?)
外国にあんなに持ってかれてしまって(そりゃぁ外国の方々に日本の美を知ってもらえるのは、もちろんいいことなんだろうけど)、たまーにしか日本人には見られないわけで、どうなのよーそこんところーと心狭きわたしは思うわけです。

お目当ての曾我蕭白には圧倒され...若冲もね。
中国から日本から、たくさんの美を見た1日。
実物の迫力はたいへんなもので、わたしは押しつぶされそうになりました。

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by calligraphy_m | 2006-02-01 23:57 | 墨(和) | Comments(0)
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