手紙
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新しい命を育んでいる友と、入院している恩師に手紙を書く。
どちらもくれぐれも御身大切にっていう内容の手紙、2通。
友宛には言葉がどんどん出て来て、便せんの空白がどんどん埋まっていくのだけれども、先生宛の励ましの手紙にはなんて書いていいのやら、なかなか空白が埋まらない。もともと筆無精なもんだから、尚一層悩む時間だけが過ぎてゆく。漢字もすっかり抜け落ちて情けないです。キーボード相手にパチパチとやってばかりではいかんじゃないか。デジタルから離れて、アナログへ移行していかなきゃまずいんじゃないか。
アナログと言えば、最近そろばんを使って計算するようにしています。パチパチと玉をはじく感触が良い感じです。ただ、合っているのかどうか自信がなくて(とほほ。)計算機でもう一度計算し直すことになります。結構面倒です。

オリオン座が瞬く季節になって、冷気が身を引き締めます。
新しい命が生まれ出ることの期待と、身体の痛みがなるべく和らぐことの祈りとが、夜空に交錯するのです。
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by calligraphy_m | 2007-11-21 23:06 | 墨(象) | Comments(16)
Commented by soukichi at 2007-11-21 23:45 x
ああ、わかるなぁ、それ。
私も毎月大阪本社の経理の方宛に領収書に添えて短い手紙を書くのだけれど、毎月のことだし、ほんとに言葉が浮かばない。
で、いつも押せ押せになって領収書送るのが遅れるのです。
新しい命が生まれるっていうのはいつだって凄いね。
私も一昨年だったかな、もう。
高校時代の同級生が(つまり同じ歳の!)、子供を産んだってので、ほんとにびっくりして嬉しかったです。その年1番のグッドニュースでした。
でも、まだ肝心のお子ちゃまを見に行けてないのです。
光陰矢のごとし、だわ。
calligraphyさんは筆を持って書を書いてるだけ、私なんかよりはずーっとアナログ鍛えてますって!
Commented by mega-graphics at 2007-11-22 02:02
どちらも生かされているという言葉を実感する出来事ですね。
流れにまかせていくしかないけれど、せめて痛みが少なくあるようにと祈る気持ち・・・私も一緒に念を送ります。
私も手先も使わないとどんどん退化してゆく、と感じるこの頃です。
今日はせっせと切ったり折ったりしました。
ほんとはマウスよりカッターが好き♡
Commented by kazuyoo60 at 2007-11-22 08:12 x
そろばんですか。捨てずに置いていますが、いつから使ったままかな?。
電卓ばかり、暗算も苦手ですし、元々回転の遅い頭はさび付いたままです。
先生は余り芳しくないご病気ですか。寄り添うようにと--。励ましは時として--、優しいお気持ちがきっと届きますよ。
Commented by babamaru at 2007-11-22 11:04
calligraphyさんが筆不精なんてあまり説得力ないみたいですよ。^^

手紙は送る相手によって筆の進みがちがうんですよね。
年賀状に入れるコメントも
その人のことを思っていないわけではないのに
言葉をさがして、さがして
筆が止まってしまう。
結局「今年もよろしく」とか「体に気をつけて」なんて通り一遍のことばでかたずけてしまったり。。

calligraphyさんのように文字のなかに思いが込められればいいんだけど(涙)




Commented by calligraphy_m at 2007-11-23 00:02
>そうきちさん
手紙の文面って、むずかしいですね。
浮かんでこないいときは、徹底して言葉がみつからなくて、ドツボにはまってしまうんだよね。そうきちさんみたいに言葉を操れる人がそうなんだから、ましてわたしなんかが困るのは当たり前なのかも。
結局、昨日書いた手紙はやたら堅い文面だったので、もう一度書き直してみたけど、たいして変わらなかったなぁ...。手紙の書き方文例特集なんてのも参考にしたんだけど、なかなかどんぴしゃな文例なんてのもないもんです。
お友達はもしかして高齢出産? 元気に生まれて何よりでした。
アナログ移行...筆持って書いてても漢字ってのは忘れてしまうものなのよねぇ。ふぃー。
これは、腹筋を毎日やってるのに、全く腹筋の「ふ」の字もつかないって嘆いてるのと同じだわーん。やり方が間違ってるのでしょうかぁぁ?泣。
Commented by calligraphy_m at 2007-11-23 00:05
>ecoさん
ecoさんの念も一緒に入れて手紙の封をしました。ありがとう。
ほんとに、使わないとどんどん退化してゆくのよね。
わたしも今日はカッター使って、紙を切りまくりました。
厚い紙だったので、肩こりまくりです。
お風呂に入ってあったまりましょう。
Commented by calligraphy_m at 2007-11-23 00:08
>和代さん
わたしも暗算が苦手でして...。
そろばんの得意な人は頭の中にそろばんを描いて計算をするんだって聞いたもんだから、それじゃぁってそろばん買ってみたのです。そろばんドリルっていう非常に簡単なトレーニングもついていて(3+1から解説してくれてます。)あぁた、そりゃぁもう嬉しくてパチパチしてます。でも頭の中でそろばんを描いて、あっさりと暗算できるまでにはまだまだ遠いようです。はー。
先生への手紙はやたら堅い文面になってしまって...励ましの言葉がみつからない。難しいですねぇ。
Commented by calligraphy_m at 2007-11-23 00:11
>babamaruさん
この2通の手紙は、ひと月前から書かなきゃ書かなきゃって、心の片隅にずーっと置きっぱなしにしてあったものなんです。
筆まめな人って、ちょっとした時間があればササッと書いてしまうもんだけれど、わたしの場合、さぁ書くぞーって構えてしまって、なかなか筆が進みませんわー。無精街道まっしぐらです。
そうそう。年賀状の言葉も決まり切ったことしか書けないときがあって、困るときがありますね。本当はちょっとでも気の利いたこと書きたいのにねぇ。
Commented by mohariza6 at 2007-11-23 21:54
この絵の右上の中心部の図柄は、カオスの「池田の写像によるストレンジアトラクタ」そっくりです。
カオス及びフラクタルの図形は、繰り返しの対象性を含み、予定調和の世界の図柄が多いですが、
この絵は、 calligraphy_mさんの「なかなか空白が埋まらない。…、尚一層悩む時間だけが過ぎてゆく。…」その苛立ちが、廻りの輪の変則性に表れていると思いました。
Commented by ピノコ at 2007-11-24 14:02 x
手紙。
書くのももらうのも大好きですが、確かに書くとき悩みますね・・・
オリオン座いろんな人の思いが交錯して瞬いているのですね~
しみじみ
Commented by calligraphy_m at 2007-11-24 14:31
>mohariza6さん
わわわわ、またしても難しい言葉が並んでますね。
あのー。テキトーに渦巻きの線を書いて、フォトショップのフィルター渦巻き機能を使うと出来上がり!簡単なんですよー。
イメージとしては年輪...
人が生まれて年を重ねてゆくイメージなんですけど、水に流されてしまいそうで心許ないですね。本当なら地に足をつけて、どっしりとした感じにしたかったんですけど。
Commented by calligraphy_m at 2007-11-24 15:06
>ピノコさん
病気見舞いの手紙っていうのは特に難しいです。
病状によっては励ましにもならないし、自分の近況書いてもなんだし...。筆まめの先生のことだから、わたしの拙い手紙を受け取ったらすぐに筆を持つんだろうなぁ。自分の病状はたいしたことないんだよって。うーん。
そちらはオリオン座どころじゃないくらい、しんしんと雪の降る季節の到来ですね。
お風邪召しませぬように。
Commented by beize at 2007-11-25 23:26
はじめまして。
calligraphy_mさんの作品には、言葉では表しきれない感情・メッセージ性のようなものを感じます。
心底感動しました。
自身は小さな漢字書の作品をチョコチョコ作っています。
書は字を書くもので、漢字書は漢学の知識がないといけない、とおもい、大学・大学院で歴史・中国文学を勉強し、中国古典書の臨書をしてきました。
今までは墨象は自分の主義とは大きくかけ離れている、とおもって見る事も敬遠してきたのですが、calligraphy_mさんの作品を見て考えが大きくかわりました。
言葉を直接扱っている自分の書よりも、むしろ言葉を直接扱わない、この墨象からのほうが、何かが伝わってくる気がします。
今後も拝見させていただきます。
宜しくお願いいたします。
Commented by calligraphy_m at 2007-11-26 23:01
>beizeさん
いらっしゃいませ。
ふー。どうしましょう。このようなコメントをいただきますと、緊張してしまいます。笑。
臨書をやっている方から見れば、わたしの書いているものは邪道と映って当然です。ブログタイトルに「書」の文字を入れていることに、いつも違うんじゃないかと葛藤してるんです。
でも、もっと自由に考えていいんじゃない?って自分に言い聞かせてもいます。墨と戯れるのも楽しいもんです。
beizeさんの作品作りに何かしらインスピレーションを持ってもらえたら、とても嬉しいことです。
こちらこそよろしくお願いいたします。
Commented by beize at 2007-11-27 00:13
calligraphy_m様
邪道なんかではありません。
技術は真情を表現するためにあり、そうしてできた作品こそが正統だと思います。
臨書や師の字を学んだものの、意味もよく知らない漢文を書き、真情をあらわせない人こそ、技術のみの邪道なのでは、と思います。
calligraphy_m様の作品には真情があらわれている気がします。
これこそが正統です。
Commented by calligraphy_m at 2007-11-27 23:53
>beizeさん
何度、実家の母(習字の先生なんです)から臨書の重要性を説かれたことでしょう。
そのたびに反抗して、先人の書の良さもわかろうとせずに、今頃になって後悔しています。やっぱり基礎が大事ですね。今からでも勉強しようか...と、母から本を借りてくるのですが、これがなかなか日々の雑用に追われて、本を開いたためしがありません。苦笑。
正直なところ、わたしの書いたもののどこに、beizeさんの言われるような「真情」があるのかわからないのですが、これからも精進していきましょう。
ありがとうございます。
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