生命をいただく
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見終わった後、閑散としたビルの中、無人のエスカレーターの音がやけに気になりました。自分が食物として、どこかに運ばれてゆくような錯覚。
「いのちの食べかた」_■




f0024090_23593128.jpgストーリーもなく音楽もなく、果物や野菜の収穫、家畜を育て解体する場面を次々と場面転換しながら見せていくドキュメンタリーです。ひたすら淡々と。
さながら工業製品を作っているかのようにシステマティックに、ベルトコンベアーにのせられてゆく食物たち。流れ作業を淡々とこなす人たち。(その後のランチの場面も日常なのね。)大量消費されてゆく前の大量生産の現場ではこんな光景が繰り広げられていたのか...。いやはや屠畜の場面は想像以上でした。
そのうえ大音量!現場の音のみ!機械の音、鳴き声...エンドロールが流れる頃にはぐったり。でも救われるのはカメラアングルで、構図、色など美しい場面が多々あって、それほど残酷に感じなかったのはそのせいかも。ある種、コケティッシュに見える場面もあったな。

見終わった後の昼ご飯はさすがに肉は食べられず、お茶漬けやさんにて茶漬けをすする。米粒をひと粒も残さずにすくって食べました。
これを見た後では、食物に感謝せずにはいられません。
「私たちが生きることは他の動物たちの生命を「いただく」ことに他ならないことだと、改めて実感させられます。」とは、オフィシャルサイトの言葉。
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by calligraphy_m | 2007-12-01 00:38 | 墨(象)
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