七月は晴れで始まった。
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曇天の空の下で苺の実の赤が鮮やかに。
その甘い香りが、少し開けた窓から漂ってくるから
しわくちゃになって固まった洗濯モノの山にアイロンをかける。
シュッシュッと布に現れる霧吹きの水と
アイロンの蒸気でシュワシュワと消えてゆく水。
リズミカルな動きで山を崩してゆく。
ふっと見上げれば、向かいの家の屋根のアンテナが雲を突き刺して青空を臨んでる。
うっすらと夏の気配が差し込んでる。
気持ちが海の方へ向かおうとしてる。
アイロンを中断して、ベランダに出て苺の実を口に放り込んだ。
甘くて酸っぱい、七月の始まり。

病院から解放されたので、和菓子で祝杯。
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by calligraphy_m | 2008-07-01 16:49 | 墨(和)
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呼吸するように書く
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