青い空の下で、青い風船、そして小学生からの贈り物。
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その風船には小学生からの贈り物がついていました。



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神社の塀の間にはさまって、その風船はあった。
なんだろうと、拾い上げればこんな札がついていて
(こういうのは著作権ってあるのかしら。一応住所と電話をぼかして載せちまおう。)
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どうやら小学校の記念行事で飛ばされた風船のようで。
小学生の夢と、花の種付き。
おとなりの区から飛んできた贈り物。
おばさんが青い風船を持って歩くのもなんだなぁと思いながら、ぶるんるんと振りながら帰ってきた。(赤い風船と少年だったら絵になったのだけどね。_■
見上げれば、やけに青い空。
季節ハズレの蝉が、力を失いつつも、なんとか鳴いていた。

風船は、青が少し濃くなって、だらーんとなり、そしてしぼんだ。
札の袋状になったところを開けると、種ひとつ。朝顔の種かしら。
蒔いてみようかな。それとも春まで待った方がいいのかな。

見知らぬ小学生、ありがとう。お医者さんになれますように、がんばってね。
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by calligraphy_m | 2008-10-03 23:53 | 墨(象) | Comments(8)
Commented by kazuyoo60 at 2008-10-04 08:38 x
何と可愛い、微笑みが溢れています。
刀を挿してますから、それほど小さな子供でもないところが楽しいです。
話には聞いていますが、青い風船に出会われたのですね。夢がいっぱいです。
セミが今頃までなんですね。それにしても長いですよ。奈良は8月30日で鳴きやみました。アブラゼミとクマゼミで蝉の種類は違いますが。
ほんとにこの差出人さん、優秀なお医者さんになって欲しいです。
Commented by babamaruko at 2008-10-04 09:06
きっと青いお空に上ったら、風船も青い色になったのかも。^^
かわいらしいですね。
コチラまで楽しくなってしまいました。
Commented by fastfoward.koga at 2008-10-05 00:38
あー、いいなぁ。なんか、しみじみしました。
願い事が書かれただけなのに、人のきもちを温かくする素敵な拾いものですね。

見知らぬ小学生、将来お医者さんになってくれるといいな。
Commented by calligraphy_m at 2008-10-06 01:23
>和代さん
刀の抜けない、気弱なおさむらいさんなのです。
一応シリーズ化しています。(といいつつも、前回から2年もたってしまいました。早っ!お時間があれば、タグのところの「おさむらいさん」をクリックしてもらうと、2回だけ登場しています。)
こっちもすっかり蝉の声は聞かないんですけど、この日だけは、鳴いていました。息も絶え絶えといった感じで。わたしに似たのんびりやの蝉がいるもんだ。
風船はすぐにしぼんでしまったけれど、この小学生の夢は大きくなってもしぼまないでほしいです。
Commented by calligraphy_m at 2008-10-06 01:26
>まる子さん
この日はやけに空が青くて高くて、天高く馬肥ゆる秋の日でした。
風船に写る葉の陰もくっきりと。
そんな日に、心ほくほくしてしまうような贈り物。
まる子さんにも、少しお裾分けできて良かったです。
Commented by calligraphy_m at 2008-10-06 01:30
>コガさんにも、心ほくほくのお裾分けです。
ほんと、夢が本当になってくれたらいいなぁ。
患者の痛みがわかるお医者さんになってほしい。(なんせ、この前入院したときの担当医は....うーむ、愚痴になるからやめておきます。)
この小学生の絵!つっこみどころ満載なんですけどね。ふほほほ。

Commented by soukichi at 2008-10-06 23:50 x
おお、ノンシャランな感じのオサムライさんと青い風船、
それにこの書がぴったりでいいな!
小さい頃はみんなピュアにこんな夢があるのにねぇ・・・
大人になるとどこに行ってしまうんだろ。
大人になると産婦人科医は訴訟のリスクが1番高いからやりたくないだとか、小児科は野戦状態だからやりたくないだとか言うようになるのよ。
私もこういうこと確か小学校の時したと思うんだけど、
なんて書いたんだったっけかなぁ・・・

Commented by calligraphy_m at 2008-10-07 18:41
>そうきちさんの小学生の頃の夢はどんなだったのでしょう?
こんな贈り物を拾うと、なんとはなしに懐かしい想いにとらわれるのですね。
とはいっても、自分が将来何になりたかったかなんて、大昔過ぎて覚えておらんのが実際のところでして。
ただ隣の家の金木犀の香りにつられて、甘くて穏やかな郷愁が残るのみ。
そこに「やきいもーー、いーしやきいもーー」の声が聞こえて、お腹もぐぐーっとなるのです。
そこで、やきいもを買いに走るのではなくて、今パッケージを考えているおかきがわんさかわんさか、ぽりぽりぽり。
そんな平和な秋の一日です。
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