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書をつま弾く、そして歌う。

呼吸するように書く


by calligraphy_m

得体のしれない

得体のしれない_f0024090_1925779.jpg

雨降り。図書館へ。
今まで村上春樹という人のものは、なんとなく食わず嫌いを続けてきたんだけれど
図書館に通うようになってから、少しづつ読み始めてみた。
村上さんのものは、図書館の棚の一番上の段にあるので
何読もうかなと思うときに、いつも見上げることになっていて
見上げた先には、得体のしれない空がどこまでも続いているような気分になって
その空はいつも、今日のようにどんよりと雲がかかっていて
でもたまにだけど、薄日が射すような時もあって。
と、ぐだぐだ考えているのもむなしいので、今日も一冊借りてみた。
また得体のしれない空に、心が持ってかれるんだろうな。

外に出たら、雨があがっていた。
傘をぶらぶらさせて、いつもの神社ネコと人差し指挨拶を交わして帰ってきた。

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Commented by tirudai at 2006-05-03 02:25
私は村上春樹の小説が、食わず嫌い気味です。
エッセイはほとんど読んでいます。翻訳を手掛けた海外小説も好きです。
たまに小説を読むと、いつも同じような読後感を感じ、読んでよかったと
思うのに・・・遠回りな言い方になってしまいましたが、
素直になってもっと読みたいですね。
Commented by calligraphy_m at 2006-05-03 23:50
>tirudaiさんもそうでしたか。
お仲間がいて、ちょっと安心しました。
なんつーか、人間ってのはとことん孤独なんだよっていうのを
淡々と突きつけてくるもんだから、救いがないっつうか...。く。
わたしのなんとも少ない村上さんものの読書量で感じたことですので
なんともあやふやなんですがね。
エッセイは好きです。
今度翻訳も読んでみよう。
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by calligraphy_m | 2006-05-02 19:10 | 墨(象) | Comments(2)